大村益次郎
今日は、徳山駅前の宿を7時に出発し、JRで昨日の目的地である防府市「富海」まで移動し、そこから7時半に出発しました。基本的には国道2号線に沿って、所々で県道、旧山陽道を 使いつつ、防府市本町を経由して、山口市小郡(新山口駅)に2時半頃に到着しました。天気は、良かったものの、気温は低く、風も強かったため、歩いているわりには涼しく感じ、良かったです。小郡近くになって、先々週の「西郷どん」にも出ていた、オデコが特徴的な「大村益次郎」の生家、診療所跡等を見学しました。実は維新幕末の人物の中では、私はこの「大村益次郎」が好きです。司馬遼太郎の「花神」の影響ですが、地元で医者を行なっていた時に、地元の人に、暑い時期に「お暑うございますね」と挨拶された時に「夏だから暑いのは当然です」と答えたという感覚(合理性、対人関係)は非常に面白いです。今で言うとアスペルガー症候群と診断されると思いますが(笑)。
湯田温泉でのふぐ
本当は、今日の宿は新山口周辺のビジネスホテルにしようと探したのですが、現在ここでイベントをやっているようで、無いか、有っても非常に高かったです。そこで、そこからJRに乗って、湯田温泉まで移動して泊まることにしました。湯田温泉は、これまでも2度ほど泊まっていますが、前回から10年ぶりぐらいになります。ここは幕末関係から、中原中也や種田山頭火(防府生まれ)まで、色々盛りだくさんの場所です。これまで訪れたのが、11月、1月という時期で、時期的に美味しいふぐを食べたのですが、今回も食べました。美味しかったのです。今回は、北陸のカニ、広島の牡蠣、山口のフグといい、時期的に早かったですが、歩き旅という性格上、あまり遅い時期だと歩いていても寒いので、やむを得ないのかなと思っています。今度は、別の機会に、一番美味しい時期にそこに遊びに行ければ良いなと思います。
(・天候 :曇り時々晴時々小雨 ・移動距離:29キロ ・所要時間: 7時間 ・宿泊:KKR山口あさくら)
(・実移動日数:74日・累計移動距離: 2262キロ)