とにかく歩きました
今日は6時に熊本駅前の宿を出発して、前半は国道3号線、後半は県道14号線を中心に宇土市、宇城市、氷川町を経由して、八代市の今日の宿に到着しました。昨日はほとんど農村地域、その前の一昨日が市街地中心の歩行でしたが、今日は、市街地も、田園地域も両方歩きました。天気は、晴れでしたが、昼近くは雲もかかり、全体的には少し暑かったです。今日は久し振りに、歩行距離数が30キロ台後半ということで、寄り道もせず、とにかく歩いたという感じです。
季節も進みました
北海道宗谷岬を出発したのが、7月16日で、これから夏に向かう時期の道北の稚内では寒く、朝出発する時に、ウインドブレーカーを来ていました(すぐ暑くなり脱ぎましたが)。その後南下するに従い、それも全く必要なくなり、留萌で送り返しました。それ以降ますます暑くなり、同じ北海道の道南では32度の中を歩き、倒れそうになりました。青森では、蝉の鳴き声に耳が痛くなりそうになり、山形では38度を体験しました。それ以降、秋雨前線停滞による長雨や何度かの台風を経て、いつも間にか涼しくなりました。半袖半ズボンをやめ、鈴虫の鳴き声が聞こえ、カマキリなどの昆虫が弱るのを路上で見たり、その他の聞こえてくる音が、いつのまにか秋の音になりました。順調に行けば、この旅も、もう少しで終わりですが、歩いている中で、日本の季節の移り変わりを、身を持って感じられたのは、貴重な体験でした。
(・天候 :晴れ時々曇り・移動距離:37キロ ・所要時間: 9時間20分 ・宿泊:ホテル大黒屋)
(・実移動日数:84日・累計移動距離: 2558キロ)