11月23日(第124日目)浦添➖喜屋武岬

沖縄本島の最南端喜屋武岬に着きました(日本を歩ききりました)。

今日は6時30分頃に浦添の宿を出て、沖縄の幹線道路である国道56号線に沿って、那覇市に入り、途中から最短距離を取るため、市街地を通りながら、豊見城、糸満と経由して、目的地である「喜屋武岬」に1時前に到着しました。今日も沖縄らしく、平坦で歩き易い道でした。「喜屋武岬」についたあと、タクシーを呼んで、那覇空港まで移動し、3時発の飛行機で、石垣市に向かい、市内のホテルに宿泊しています。昨日は少し足の他の部位に不安を感じましたが、今日も最後まで持ってくれました。天気は、晴れていたものの時々雲がかかり、気温も22〜23度と上がりませんでした。風が北風で、涼しかったですが、歩いていて運動しているには丁度良かったです。

沖縄の多様性

昨日、沖縄の多様性について触れましたが、大事な要素を書き忘れました。それは戦争の記憶です。今日沖縄本島最南端として「喜屋武岬」を目的地としましたが、沖縄本島の本当の最南端は「喜屋武岬」から、東に数百メートルのところにある「荒崎」というところになります。そこに行くには、道路が整備されておらず、なかなか行きにくいため、一般的には「喜屋武岬」を最南端とさえており、今回私もそこには行けませんでした(ハブが怖い)。実はそこは先の戦争で、ひめゆり学徒たちが、最後を遂げた場所でもあります。そうした、先の戦争に関わることが、沖縄のいたるところにあり、独特の雰囲気を持っています。これも忘れてはならない沖縄の要素です。

第2目標を達成

とりあえず、第一目標とした「佐多岬」、第二目標とした「喜屋武岬」に到達し、あと残すところは日本有人最南端である波照間島の「高那崎」にたどり着くことです。波照間島内では、フェリーターミナルから「高那崎」まで、4キロ程度で、歩くのには、全く問題ありません。しかし、その前の波照間島まで行くのに、高速フェリーもしくは貨客船で石垣島から行くしかないのですが、今時期は欠航が多く、高速フェリー(1日3便)が、一昨日の2便以降欠航になっているそうです。また、3連休で客が多く、島から帰ってこられない可能性もあるとのことで、明日以降どうなることやら。最後の関門です。

(・天候 :晴れ時々曇り・移動距離:25キロ ・所要時間: 6時間20分 ・宿泊:ブルーキャビン石垣島)

(・実移動日数:99日・累計移動距離: 2959キロ)