羆嵐の舞台
羽幌町の宿(前夜の天売島産ムラサキウニ美味しかった!)を出発して、羆嵐で有名な苫前町を経由して、小平町鬼鹿に昼過ぎに着きました。
写真は羽幌町のはずれにあった看板です。甘えび工場の事業者が、「蛯名」とは、シャレでしょうか?苫前町のカントリーサインにも使われている羆ですが、100年前に実際にあった、ひぐまにより多くの人が亡くなった事件に基づくものと思われます。あの悲惨な事件を活用するとは、インパクトのある事だなと思いました。また、苫前には、巨大な風力発電機が並んでおり壮観でした。実際今日は風が強く、海岸線に沿った国道を歩いている時も、飛沫で煙ったようになり、身体がベトベトになりました。民家もそれに合わせて、独特の板囲いをしていました。
先達と遭遇
苫前から小平の途中、前方から精悍なそれらしい人が来ました。話かけると、佐多岬を4月20日頃に出発して、3か月で来たとのこと。貴重な実践者、しかも直近まで歩んで来た人であり、立ち話ですが、色々と貴重なお話を聞けました。
そのあと本日の宿に入って、夕食の時に隣室の人と話したのですが、この人も歩きの大ベテランで、石川文洋さんが、15年前の日本縦断1回目の時に、兜沼の宿で一緒になったという、自身も日本徒歩縦断も経験ずみの方でした。同じ日に2人と会えるとは。
(・天気:曇りのち時々雨 ・移動距離:25キロ ・所要時間 :7時間 ・宿泊 :三上民宿)
(・実移動日数:7日 ・累計移動距離: 202キロ)