峠越え(トンネル)
2日は、豊浦の宿を4時に出発して、前半は、内陸部の礼文華峠や静狩峠などを登り降りし、長万部に到達しました。
途中、礼文華峠では、礼文華トンネルという、これまで歩いて来た中でも一番長い、始めて本格的な1330mのトンネルを歩くことになりましたが、歩道も付いており、外の暑さにも関わらず、中は涼しく、快適に歩けました。長いトンネルは、近代工法で掘られた最近のものが多く、そういうところはきちんとした歩道も整備されているところが多いのだと思います。一方この日も何ヶ所かあったのですが、短くても、古い時期に掘られたトンネルは、幅の狭い路側帯しかないところが多いです。同じ地面レベルで、大型トラックが轟音を立てて、すぐ横を走って行くのは、結構怖いです。相手が気づいて、避けてくれるように、ヘッドライトや、蛍光色の上着を着たりするようにしていますが、最後は相手に委ねることになります。
この日最後の直線道路
最後の峠となる静狩峠を降りたあとは、海岸線に沿った直線道路を経て、長万部の駅に着いたのですが、この最後の直線道路が非常に長く感じました。距離的には7、8キロだと思うのですが、それまでの峠のアップダウンで体力を奪われた後で、時間帯で言うと、11時から13時過ぎの間の気温30度位の一番暑い中で、しかも今日は向かい風では無っかたのですが(笑)、「ちょっとでも良いから風吹いてくれ」と思うぐらい全くの無風でした。
長万部に着いて、迎えの車が来るまで、時間があったので、近くの喫茶店で、冷たいビールを2杯飲み干し、カレースパゲティを食べたのですが、美味しかったです。
二股温泉に
長万部駅には、3時に宿から迎えの車がきて、30分位(その間疲れと酔いで寝てましたが)で山奥の宿に到着しました。結果的に、Wi-hi環境どころか、携帯電話も「圏外」のところでした(プリペイドカード必携)。
(・天候:晴れ ・移動距離:38キロ ・所要時間 9時間10分 ・宿泊 二股ラヂウム温泉)
(・実移動日数:18日 ・累計移動距離: 571キロ)