東日本歩きました。
今日は、黒井(上越市)の宿を4時に出て、その時間帯は列車が動いていないので、タクシーで移動し(高くついた!)、昨日の有間川駅前に着きました。ここからは、昨日少し歩いた、自転車歩行者専用道路なので、快適に歩けるものと考えていましたが、やはり甘く、昨日のような快調さは無く、足取りも重く、しかもこれまでにない左足が痛くなり、スローペースになりました。
だけど途中で、歩き旅の大ベテランの方とお会いし、お話ができました。その「滋賀」のご高齢の方は、今回は滋賀を出発して、山陽をとおり、九州を一周して、山陰を通ってきたそうです。これから、新潟、盛岡、東京などを通り、滋賀に帰るという、日本半周中の方でした。これからの私のルートの事でも、色々とアドバイスを頂きました。その方は、毎日歩けるだけ歩いて、止まったところで、テントを道端に張って寝て、次の日また歩くという、歩き人の理想のような旅の仕方でした。宿確保の煩わしさから解放さているのは、羨ましかったです。その領域に達する自信は無いですが、良いなと思いました。
ここ糸魚川は、フォッサマグナの西側の「糸魚川ー静岡構造線上」にあり、地質学上では、東日本と西日本の境だそうです。で、一応、東日本を縦断して、西日本(灼熱地獄の?)に入りました。嬉しいやら、不安やらです。
親不知に挑みます
明日は、この歩き旅で一番の難所の「親不知」に掛かります。今日あったベテランの方に聞いても、洞門(覆道)が十数箇所あるそうですが、歩道が無くて(路側帯はあるが)、肩先をトラックが轟音を上げて通るような感じだそうです。それが、十数キロに渡るとのことで、気の置かない1日になると思います。
旅行の中断
それで、明日、順調に行って「親不知」を通過し、富山県に入って、行けるところまで行ったところで、旅を一旦中断することになります。実は、9月7日に沖縄でこれから進めようとしてる宿泊事業の件で、本部町備瀬で、住民の皆様を対象にした説明会を行う予定であり、それに出席するのと、融資の関係での諸手続きをするために、行ってきます。本来は4日も歩行して、5日午前中の飛行機で東京ー沖縄を予約していたのですが、台風21号の関係で、4日の新幹線が止まる可能性があるので、1日早く切り上げて移動することにしました。
その用務は、9日頃に終わるのですが、「後半戦」への復帰の時期は、(1)これから進む富山、石川などの気温(30度以上は勘弁して!)(2)私の体調(3)私の気持ち(やる気、気力)などにより判断します。場合によっては、(1)一旦北海道にも戻る(2)どっか良さそうな避暑地(妙高高原、黒部等)で過ごす。等になるかもしれをせん。
中断中は、この旅ログの更新はしませんので、悪しからず。
(・天候:曇りのち晴れ・移動距離:33キロ ・所要時間 8時間20分 ・宿泊 ルートイン糸魚川)
(・実移動日数:43日・累計移動距離: 1326キロ)