「親不知」を抜けて富山に
今日は、5時に糸魚川の宿を出発して、国道8号線を海岸線に沿って進み、青海、親不知、市振(新潟県最後の集落)を抜けて、富山県に入り、朝日町の越中宮崎というところまで進みました。本当であれば、時間もあったので、もう少し進もうと思っていたのですが、親不知を超えた頃から、これまでにない右足の脛の激痛に襲われ、途中で断念しました。それで、越中宮崎駅から電車に乗り、糸魚川駅で新幹線に乗り換え、東京まで来ています。
昨日も載せたとおり、親不知が今回の旅の最難関と考え、LEDヘッドライト、赤色点滅灯、蛍光肩がけ(100円ショップで購入)という万全の状態で臨みました。結果的に、前半の勝山ー親不知駅前までの6つの洞門(覆道)、中盤の親不知道の駅ー観光ホテルまでの3つの洞門(覆道)、終盤の市振まで4つの洞門(覆道)を無事通過できました(その前後のトンネルは歩道があり、何でもないです)。それぞれの洞門も長短ありますが、多分総延長は、4〜5キロ程度でありますが、その間は、注意力を外せず、緊張しっぱなしでした。ただ、大部分の区間は、狭い路側帯の外に、一段高いガードレールの基礎部分があり、いざという時には上がって車を避けることができました。しかし、場所によっては、それもなく、また、ガードレールの外が、数十メートルの絶壁のところもあり、そういうところは、特に緊張を強いられました。そうした所の写真を撮りましたが、流石に最悪のところは、写真を撮る余裕はありませんでした。
しかし、その合間合間で見ることができた所々の美しい光景は、そうした大変さと一緒に、記憶に強く刻み込むことができました。そうしたことが、普通の旅行とは違うところであり、こうした歩き旅の醍醐味であり、そこが良いところだと思います。
※昨日載せたとおり、この旅ログは当面中断させて戴きます。
(・天候:曇りのち晴れ・移動距離:26キロ ・所要時間 6時間30分 ・宿泊 東京蒲田ビジネスホテルソーシャル)
(・実移動日数:44日・累計移動距離: 1352キロ)